弊社の「AI-Enhanceプライベート」は、条件の多い“計画づくり”を、お客様の業務ノウハウ(資産)を核にAIで支援する、お客様専用のセキュアなAI基盤SaaSサービス「AIプライベート」の1つです。シフト・生産工程・積算・献立・配車といった計画業務を、現場が積み重ねてきたノウハウをAIが読み込んで叩き台を生成し、AIが出した答えを業務ルールで検算し、最後は人が確定します。処理はお客様専用のAzure環境で完結し、ノウハウもデータもお客様の管理下に保たれます。

株式会社ロクシアシステムズは、福岡と東京を拠点に、全国のお客様へクラウド導入支援(Azure・Microsoft 365)とAI活用・DX支援/コンサルティングを提供するIT企業です。

「作る」から「確かめて決める」へ

良いシフト・良い工程・良い献立の源は、現場で試行錯誤しながら積み重ねてきた「型」や判断基準——すなわちお客様のノウハウ(資産)です。ところがそれは「できる人」の頭の中にあることが多く、作成に時間がかかり、退職とともに失われるリスクを抱えています。AI-Enhanceプライベートは、その資産をAIが読み込み、叩き台づくりから検算までを支え、担当者の作業を「作る」から「確かめて決める」へと変えます。

図1:AI-Enhanceプライベートの基本フロー(条件 → ノウハウ読込 → 叩き台 → 業務ルールで検証 → 人が確定 → 既存様式へ出力)
図1:AI-Enhanceプライベートの基本フロー(条件 → ノウハウ読込 → 叩き台 → 業務ルールで検証 → 人が確定 → 既存様式へ出力)

お客様のノウハウが主役 ― AIは「読み込み・検算・下書き」で支える

本サービスの土台は「AIがすごい」ではなく、お客様が培ってきた業務ノウハウです。AIはそれを置き換えるのではなく、読み込み(RAG)・検算・下書きで支え、人の判断を活かします。だから「借り物の汎用AI」ではなく、「御社のノウハウで動くAI」になります。これにより、①より信頼できる仕組みにし、②人の負担を大きく下げ、③活かす範囲を広げます(Enhance=改善・拡大)。

システム構成イメージ

図2:システム構成概要(お客様専用Azure環境で、生成〈頭脳〉→ 検算・確定 → 出力まで完結)
図2:システム構成概要(お客様専用Azure環境で、生成〈頭脳〉→ 検算・確定 → 出力まで完結)

AIが出した答えを「業務ルール」で検算する

AI-Enhanceプライベートの背骨は、「AIの答えを、そのまま信じない」という設計思想です。原価・分量・工数・必要人数・栄養価といった数字や、基準を守れているかの判断は、AIの推測ではなく決定論的な業務ルール(計算ロジック)が担います。ルール・マスタとの照合や人による最終承認を組み込み、AIの誤り(ハルシネーション)を抑えます。ここが、素の生成AIとの決定的な違いです。

  • 機械で検証
    基準・上限・法令・重複回避などを、業務ルールで機械的にチェックし、違反を弾きます。
  • 数字は実数で算出
    原価・分量・工数・距離などは、AIの推測ではなくマスタから計算ロジックで実数を算出します。
  • レビューゲート(人が確定)
    基準を外れた項目・低信頼な項目だけ人が最終承認し、問題のないものは自動で通過します。

自動化のレベルはお客様が選べます。すべて自動では不安な場合は承認を全件に設けることも、基準を外れた項目だけに絞る準自動(半自動)にすることも可能です。難しい組合せ(大人数のシフトや多台数の配車など)では、AIの叩き台に加えて「最適化の計算エンジン」を組み合わせます。生成AI=叩き台づくり / 計算エンジン=数字と組合せの最適化・検算 / 人=最終確定——それぞれの得意を組み合わせる設計です。

よくある生成AIとの違い

使うAIモデルは、よくある生成AIと同じです。違いはモデルではなく、その周りに何を作り込むか。生成AIが叩き台を出す「エンジン」なら、AI-Enhanceプライベートは、御社のノウハウ・業務ルールでの検証・確定・連携・専用環境という「車体」を備えた業務の仕組みです。

観点よくある生成AI(素のGPT)AI-Enhanceプライベート
数字の正しさ「問題ありません」と言うが保証はない基準・上限・法令を業務ルールで機械チェック
現場ごとの型一般論の案になりがち御社の過去実績(ノウハウ)を参照し、その現場の型を再現
制約の保持毎回、人が長文で指示(抜け漏れ)条件をシステムがデータで保持・毎回同じ品質
数字の算出単価・分量・工数を持てないマスタから原価・工数などを実数で算出
確定までの手順表化・チェック・差替・出力は人手叩き台→色分け→差替→再計算→確定→出力が一連の流れ
既存システム連携コピー&ペーストExcel/CSV/APIで既存様式へ
データの置き場所機密を共有クラウドに預ける不安お客様専用のAzure・お客様の管理下

精度の階段 ― 「どこまで自動になるか」を正直に

精度は、お預かりするデータ(御社のノウハウ)の整備状況に応じて段階的に上がります。最初から“全部自動”とは申しません。だからこそ、まず無料トライアルで叩き台をご覧いただいてから判断いただけます。

段階できること前提データ
L0–L1/叩き台叩き台の生成・重複回避・バランス付け過去の実績と一般的な条件(無料トライアルで体感いただく範囲)
L2/原価・コスト原価・コストなどを実数で算出単価・分量などのマスタ整備
L3/基準の保証栄養・労基などの基準を機械チェックで保証栄養データ・労務データの整備

どのような業種・業務の改善につながるのか?

条件は業種ごとに違っても、「現場のノウハウで計画をさばいている」という悩みは共通です。AI-Enhanceプライベートが効く、代表的な業種・業務は次のとおりです。

業種・現場よくある計画業務さばく主な条件(=現場のノウハウ)
小売・サービス・コールセンターシフト・勤務表労働基準・資格・本人希望・連続勤務/休憩・必要人数
製造・工場生産・工程計画納期・設備能力・材料在庫・段取り替え
建設・不動産積算・見積図面・仕様からの数量拾い・単価・歩掛(工数の目安)
給食・医療・介護献立・栄養管理栄養基準・原価上限・アレルゲン・主材料の重複回避
物流・運送・産業廃棄物配車・構内の割当資格・法定人数・積載容量・時間指定・行き先の判断

導入の流れと料金の考え方

STEP 1
お問い合わせ・ヒアリング
扱いたい計画業務・条件・過去データ(ノウハウ)の有無・出力様式・既存システムを確認します。
STEP 2
無料トライアル
一つの業務・限定した条件で、叩き台の生成からレビューまでを体験いただきます。
STEP 3
専用構築・運用
ご納得いただけたら、お客様専用環境を初期費用+月額運用の二階建てで構築。精度改善・機能追加まで継続支援します。

まずは御社の条件で叩き台を無料でおつくりします。大きな投資判断の前に、小さく試して効果を確かめる「プルーフファースト」で進められます。

以下のような課題をお持ちの企業様は、ぜひ弊社までご連絡ください。

  • 計画づくりが特定の「できる人」に依存している(属人化・退職リスク)
  • 条件が多く、作成と検算(確認)に時間がかかりすぎる
  • 基準逸脱・コスト超過・法令違反などのミスを確実に防ぎたい
  • 機密データを外部に出さずにAIを活用したい

導入のご相談・お見積りのご希望は、お問い合わせよりお気軽にご連絡ください。無料トライアルをご希望の場合は、こちらよりお申込みいただけます。

まずは資料で検討したいという方は、AI-Enhanceプライベートのサービス紹介資料(無料ダウンロード)をご用意しています。考え方・仕組み・システム構成・精度の段階・導入の流れ・料金の考え方までをまとめています。

関連サービス

まずは無料トライアルで、効果をご確認ください

「AIプライベート」は短期・低コストで試せます。帳票入力(AI-OCR)や電話受注(AI-Voice)の自動化、Azure/Microsoft 365・DXのご相談まで、お気軽にどうぞ。