AI-OCR PRIVATE

弊社の「AI-OCRプライベート」は、Microsoft Azure上に一社ごとに構築するお客様専用のAI-OCR環境です。


FAX・紙・PDF・スマホ撮影など、さまざまな形で届く注文書・請求書・図面・申込書などの書類をAIが読み取り、マスタとの照合やチェックを経て、基幹システムへの登録・保存までをお客様専用テナント内で完結。業種や書類の種類を問わず、「読んで、打ち直す」作業を自動化します。お客様専用のセキュアなAI基盤SaaSサービス「AIプライベート」の1つとしてご提供しています。

以下のような課題を解決するサービスです。

  • FAX・紙帳票の手入力作業を削減したい
  • 外出先や現場でスマホ撮影した帳票(写真)もそのまま読み取りたい
  • 既製OCRの精度や自由度に限界を感じている
  • 帳票データを社外に出さずにAIで処理したい
  • 自社の帳票・業務に合わせた柔軟なOCR環境がほしい
  • 図面の検図(記載漏れ、材質と表面処理の整合など)を自動化したい

どのような業種・業務の改善につながるのか?

届く書類は業種ごとに違っても、「紙・FAX・PDFで届く書類を人が読み、システムへ打ち直している」という悩みは共通です。AI-OCRプライベートが効く、代表的な業種・業務は次のとおりです。

業種・現場読み取る主な書類読み取りの先で自動化できること
製造(機械・板金・設計)図面(スキャンした画像PDF)品名・材質・寸法の読み取りと、検図(必要な記載・禁止語・材質と表面処理の整合)
食品製造・卸売手書き・FAXの注文書、納品書、請求書表記の揺れを自社の商品コード・取引先コードへ照合し、販売管理へ取り込むCSVを作成
物流・運送配送依頼書(FAX・紙・メール)1枚に混在する納入先の分割、後から届く変更依頼の照合、配車システム用CSVの作成
卸売・商社・小売取引先ごとに様式の違う受注FAX・発注書様式の違いを吸収した受注データ化、基幹システムへの登録
全業種のバックオフィス請求書・領収書・契約書取引先・日付・金額で名前を付け、分類してSharePointなどへ保存
製造(品質保証・購買)検査成績書・ミルシート記載された測定値を規格値・発注仕様と照合し、外れたものだけを人が確認
建設・不動産非定型の見積書・注文書、現場でスマホ撮影した納品書数量・単価の読み取りと、積算・原価管理への連携
医療・介護・福祉手書きの申込書・同意書・記録票手書き欄の読み取りと、確信の持てない箇所だけ人が確かめる運用
金融・保険・士業申込書・契約書・各種届出記入漏れのチェックと、基幹システムへの登録

表にない書類・業務もご相談ください。

株式会社ロクシアシステムズは、福岡と東京を拠点に、全国のお客様へクラウド導入支援(Azure・Microsoft 365)とAI活用・DX支援/コンサルティングを提供するIT企業です。

AI-OCRプライベート LPヒーロー

読み取りの先へ ― AIが「判断・生成」まで行います

AI-OCRプライベートは、帳票を読み取って終わりではありません。上図②の「AI判断・生成レイヤー(脳)」を本サービスの中核として実装しています。読み取った内容を基幹システムへ渡す前に、AIが値の妥当性を判断し、桁や日付の矛盾・「合計と内訳の不一致」・読み取りミスの疑いを検知。必要に応じて確認メールや登録データの下書きまで生成します。この判断・生成はお客様専用のAzure環境の中で完結し、データを社外に出しません。用途に応じて Azure 上のフロンティアAIモデルを選んで使い分けます。国内リージョンでの完結が必要な場合は Japan East で稼働する Azure OpenAI(GPT系)を採用し、Claude は日本リージョンでの提供開始後に選択肢に加える予定です。

  • 妥当性の判断・誤読の補正
    読み取った値を文脈から検証し、矛盾や誤読の疑いを検知します。
  • 機械による検証
    ルール・基幹マスタとの突合・根拠性チェックで、AIの誤り(ハルシネーション)を弾きます。
  • レビューゲート(人の最終承認)
    信頼度の低いものだけを人が確認し、高信頼は自動で通過。効率と安全を両立します。
  • 次アクションの自動生成
    確認メールや登録用データの下書きを生成し、後続の作業も自動化します。

AIの判断をそのまま信じるのではなく、「検証してから通す」仕組みを組み込んでいます。抽出した内容は、ルールや基幹マスタとの照合・根拠性のチェックを行い、信頼度の低いものは人が最終承認(レビューゲート)してから登録します。自動化のレベルはお客様が選べます。すべて自動では不安な場合は「この内容で登録してよろしいですか?」という承認を全件に設けることも、AIが「低信頼」と判断したものだけに絞る準自動(半自動)にすることも可能です。まずは準自動から始め、運用に慣れてから自動化の範囲を広げることもできます。考え方の詳細は、技術コラム「Azure内で利用可能なAIモデルの進化」で解説しています。

汎用ツールの制約にとらわれない、柔軟なお客様専用環境

既製のOCR機能やノーコードツールは手軽な一方、帳票の形式や業務フローに合わせた細かな調整が難しく、精度や拡張性で頭打ちになりがちです。AI-OCRプライベートは、Azure AI Document Intelligence を中核に、お客様の帳票と業務に合わせて柔軟に設計。読み取り項目・後処理・基幹システム連携までを自由に組み立てられる、拡張性の高い専用環境をAzure上に構築します。定型・非定型を問わず、複雑なレイアウトや大量処理にも対応し、トライアルから本番導入・運用改善までを一貫して支援します。

対応する帳票の例 ― 定型・非定型を問わず読み取り

弊社のAI-OCRプライベートは、テンプレート登録に頼らず、取引先ごとに様式が異なる非定型の帳票も読み取ります。

  • 注文書OCR:FAX・紙・PDFの注文書を読み取り、基幹システムへ登録します。
  • 請求書OCR:請求書の取引先・明細・金額を抽出します。
  • 納品書OCR・検収書:入荷・検収の照合に活用できます。
  • 定型・非定型帳票のOCR:様式がバラバラでもテンプレート登録は不要です。
  • 手書き帳票のOCR:申込書・記録票・同意書など、確認・修正の設計込みで実運用へつなげます。

AI-OCRプライベートの特長

  • お客様専用環境で完結(プライベート)
    Azureのお客様専用テナント内で処理。帳票データを外部に預けることなくAIで処理できます。
  • Azure AI Document Intelligence の高精度と柔軟性
    定型・非定型、複雑なレイアウトや大量処理に対応。読み取り項目や後処理をお客様の業務に合わせて自由に設計できます。
  • 基幹システムまで一気通貫で自動化
    読み取り→確認・修正→登録までを自動化。既製ツールのテンプレート設定の制約に縛られません。
  • まず試せる(プルーフファースト)
    短期・低コストで導入し、実際の帳票データで精度を確かめてから拡張できます。

【オプション】検図機能 ― 図面の記載内容を、自社の基準で自動チェック

製造業のお客様向けに、読み取った図面の記載内容をお客様の検図基準に照らして自動でチェックする「検図」機能をオプションでご提供しています。図面を取り込むと、AI-OCRによる読み取りに続けて検図が自動で実行され、項目ごとに「OK/NG/要確認」と判定の根拠を表示します。チェックの基準は開発ではなく、画面から登録・変更します。

  • 検図基準を画面から登録
    「指定の文字が記載されているか」「記載してはいけない語がないか」「材質が○○なら表面処理は△△」といった条件付きのルールや、値の範囲を、お客様の検図チェックリストに合わせて登録できます。
  • 文章で書いた基準もAIが判定
    型にはめにくい基準は、文章のまま登録するとAIが判定します。判定できなかったものはOKにせず「要確認」に回します。
  • 寸法の読み取り
    外寸法・穴径・曲げなどの寸法を読み取り、検図や一覧での確認に利用できます。
  • 最終判断は担当者
    判定結果は担当者が確認して確定します。自動判定のOKをNGに改めることもでき、基準の変更は履歴に残ります。

文章で登録した基準を除き、合否は決められたルールで機械的に照合します。同じ図面には同じ結果が返り、なぜNGになったのかを後から説明できます。CADデータの直接読み込みや、図形に対する寸法の記入漏れの指摘など、図面の形式や基準によって追加の構築が必要な部分は、無料トライアルで実現性を確かめてからご提案します。仕組みの詳細は、技術コラム「画像PDFの図面を高精度に読み、検図まで自動化する」で解説しています。

動画で見る AI-OCRプライベート

  • AI-OCRの仕組みを活用した『食品業向け 受注業務の自動化』への適用例

紙・FAX・PDF・スマートフォン撮影など、いまの届き方のまま帳票を取り込み、AIが読み取り・マスタ照合し、基幹システムへ登録するまで。完全自動と、迷う箇所だけ人が確認する準自動(HITL)の動きを、実際の画面でご覧いただけます。

※本動画は、食品業向けの受注業務を例に、AI-OCRプライベートの操作をご紹介するデモ画面の説明動画です。同じ仕組みで、図面の検図・配送依頼・請求書・検査成績書など、さまざまな業種の帳票・書類に応用できます。
AI-OCRプライベート 製品デモ(約4分/音声つき)

【ライブデモ】帳票をAIが読み取る様子をその場で体験

請求書や注文書などのサンプル帳票を選ぶだけで、AIが文字を読み取り、そのまま構造化データ(CSV/JSON)に変換する様子をその場でご確認いただけます。お手元のテスト用画像でもお試しいただけます。

▶ AI-OCRデモを開く

サンプルはワンクリックで実行できます(アップロードした画像は保存されません・数秒で結果表示・体験用のデモ環境です)。AI-Voiceなど他の製品のデモは製品デモページからご覧いただけます。

導入のご相談・お見積りのご希望は、お問い合わせよりお気軽にご連絡ください。無料トライアルをご希望の場合は、こちら よりお申込みいただけます。

資料紹介

AI-OCRプライベート サービス紹介資料

導入イメージ・システム構成・進め方をまとめています。

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まずは無料トライアルで、効果をご確認ください

「AIプライベート」は短期・低コストで試せます。帳票入力(AI-OCR)・電話対応(AI-Voice)・計画づくり(AI-Enhance)の自動化から、クラウド(Azure・Microsoft 365)・DXのご相談まで、お気軽にどうぞ。